CⅡコース1学年では夏休みを利用し、弘前の魅力を再発見するフィールドワークを行いました。
人口減少対策として、県外出身の大学生に対し弘前の魅力を伝えるツアーに繋げていくための企画です。
コロナウィルスの影響で行動が制限される中、「地域の中でできる最大限の学びを与えたい」と考えた企画でもあります。
まずは青森県の直面する人口減少問題や弘前の魅力について考える講義を行いました。弘前の魅力とは何かを改めて問われると意外と難しく、皆頭を悩ませていました。
次にグループに分かれ、フィールドワークの計画を行いました。
どのグループも各自が考えた弘前の魅力を持ち寄り、どんなツアーにすれば魅力が伝わるかを真剣に考えていました。
最後に計画のプレゼンを行いました。必要な費用や交通手段、コロナウィルス対策など、どのグループも綿密で面白い計画を立ててくれました。
そしていよいよ本番。土手町中心部に9時に集合し、一日がかりのフィールドワーク。コロナウィルス対策と熱中症対策を万全にして臨みました。
歩きながら感じたことを「調査結果報告書」にまとめます。
津軽藩ねぷた村や弘前城などの観光地はもちろんのこと、巷で人気のカフェや教会など、それぞれのグループが独自の視点から見つけた場所を訪れていました。
これだけ長い時間をかけて街中を歩くことは意外となく、道端の看板や風景など、計画にはなかった部分に魅力を感じた人もいたようです。
終了後は歩き疲れた様子も見せながら、仲間とともにやり切った達成感に満ち溢れていました。
今後はフィールドワークをもとに最終ツアープランを立て、実際に県外出身の方に向けてツアープレゼンを行う予定です。
(文責:小笠原隆成)
« ■合唱・吹奏楽部の今『サマーコンサート2020』 l ホーム l ■本校関係者、大川宏紀さん「瑞宝双光章」受賞 »