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○0325『生物を科学する辞典』

『生物を科学する辞典』
著者名:市石博・早崎博之 他 出版社:東京堂出版 文責 かなめ

 この本はいろいろな視点でエピソードを見開き2メージで説明している。最新の科学情報も取り入れられている。その中でも気になる部分を紹介する。
 ・私たちの場合、性は遺伝的に決まる。しかし、魚は性染色体をもつことが確認されている種は一割にも満たず、環境に応じて性転換するのが普通である。
 ・寿命について諸説はあるが、脳の小さなネズミは短命で寿命は3年、脳の大きいゾウの寿命は70年と長いことから、脳の大きさと寿命には相関関係があるといわれている。
 ・「チビ・ハゲ・デブ」の遺伝子は発見されている。「ハゲ」の遺伝子は「X染色体」にのみ遺伝子するため、父方の祖父がハゲていても大丈夫だが、母方の祖父がハゲている場合は、自分もハゲる可能性がある。
 ・人の遺伝子は約3万2千個あることが分かったが、ショウジョウバエや線虫の2倍しかない。当初考えられていた10万個よりはるかに少なかった。
 ・遺伝子組み換えの作物として米国では2006年には、生産される大豆の86%、トウモロコシの61%を占めるまでになった。
 ・1997-98年にかけて、環境ホルモンが騒がれたが、実は2004年に調べ直したら人体への影響はほとんどないと結論づけた。そのため、最近では環境ホルモンの事があまり取り上げられなくなった。
 ・現在生物学の教科書には芽をつける仕組みは「フロリゲン」によるところまで分かっていたが詳しくは分からなかった。近年、葉で作られた「Hd3a」タンパク質が茎を通って葉の先端に運ばれていることが、短日植物のイネで確認されている。
 ・多様性を謳歌した古生代は、地球上の生物を一掃するかのような史上最大の大量絶滅で幕を閉じた(2億5000万年前)。なんと、全ての種の90%から96%が絶滅したと見積もられている。この後およそ2000万年の間、生物化石はほとんど見つからない。多様性が回復するのは1億5000万年後の白亜紀である。絶滅の原因は、地下から巨大なマグマの塊スーパープルームが上昇し、溶岩の流出など激しい火山活動がもたらしたからである。シベリアに見られる当時の溶岩層の痕跡は、厚さ400~3700m、少なくとも150万平方キロメートルの広がりを持っている。
 ・ミトコンドリアDNAを調べていくと、およそ20万年さかのぼったところで、ただ一人のアフリカ人女性にたどりついた。彼女をミトコンドリアからたどった、私たちの共通の祖先とみなし、「ミトコンドリア・イブ」と名付けた。そうすると人類は早い時期に世界に散らばって、それぞれ進化したのではなく、アフリカで進化した後、世界各地に進出したと考えられる。ようするに、人類アフリカ紀元説はここからきたのである。
 ・クロマニヨン人が現在の人よりも脳の容量が多いネアンデルタール人よりも生き残ったのは言語を獲得したからだといわれている。

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