ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

○0360『ラテン語の世界』

『ラテン語の世界』
著者名:小林標 出版社:中公新書 文責 国語 坂本幸博

 「ラテン」という言葉を聞いて我々が思い浮かべるのは、「ラテン気質」「ラテン音楽」などいわゆる「ラテンアメリカ」とよばれる地域の文化・風習等であろう。ラテンアメリカは南米の国家群を指している。しかし、それがなぜ「ラテンアメリカ」なのだろうか。
 ラテン語は古代ローマ国家の言語である。現在話されているヨーロッパ圏の言語は、ラテン語をその祖としている言語が非常に多い(スペイン語・ポルトガル語・フランス語など)。ラテンアメリカとはそのラテン語を祖とする言語を話す国々が入植し建国した国家群なのである。そういう視点で考えていくと、「ラテン音楽」はもともとスペインやフランスの音楽ではない訳なので「ラテンアメリカ音楽」という言い方が正しいということになる。
 話をラテン語そのものに戻すと、我々日本人にはなじみの薄い言葉であろう。現在、ラテン語はキリスト教カトリック教会内でのみ使用されているので、触れる機会が少なくて当然である。しかし、我々が普段何気なく使用している外来語の中には、ラテン語源のものが少なくないのである。
 現在、我々の生活になくてはならない「コンピュータ」は、もちろん英語であるが、ラテン語 computare (「集めて[con]+考察する[putare])が変化したものである。また、そのコンピュータに対して、犯罪を働こうとするものは「コンピュータウイルス」と呼ばれているが、その「ウイルス」もラテン語の「毒」を表す virus から来ているのである。
 当該図書はラテン語自体を話せるようになるいわゆる「教本」ではない。しかし、語源等が詳しく解釈されているので、英語を本格的に学ぼうという人は、ぜひ一度手にとってほしいと考える。


最新記事
学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

05月 | 2017年06月 | 07月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -