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○0458『本番に強い脳と心のつくり方』

『本番に強い脳と心のつくり方』
著者名:苫米地英人 出版社:PHP新書 文責 理科 井上嘉名芽

 本番に強くなるためには、パフォーマンスの原動力となる理想的な緊張状態を導く必要がある。リラックスと緊張の循環リズムに深く関係しているのが、神経伝達物質と内分泌物質だ。神経伝達物質とは、神経細胞間などで形成されるシナプスで情報伝達を介在する物質のことで、ドーパミンやセロトニンが含まれる。ドーパミンは運動を促すホルモンで、快の感情や意欲にも関わっている。運動を促すドーパミンが、意欲や動機、発想力や推察力を司る脳の前頭前野にたくさん流れると、情報空間の運動である「思考」が活性化してIQが上がる。セロトニンは、ドーパミンの抑制物質としての働きがある。一方、内分泌物質が一般にホルモンと呼ばれるもので、体内の決まった器官で合成・分泌されて、体液を通して体内を循環する。アドレナリンやノルアドレナリンがこれに含まれる。
 リラックスしているとき、人間の神経は副交感神経優位になっている。その後、アドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンが分泌されて緊張状態になると、交感神経優位へと変わる。この交感神経優位の状態でさらに心身に負荷をかけると、神経伝達物質の1つで「脳内麻薬」とも称されるベータエンドルフィンが分泌され、苦痛を忘れるほどの高揚状態がもたらされる。たとえば、長距離ランナーがランナーズハイになると、「苦しいはずなのに気持ちがいい」感覚になるが、それはまさにベータエンドルフィンの作用である。
 交感神経優位の状態は、ゴールしたり、ボールを打ったりする瞬間まで続く。そしてそれらが達成されたあとには、アドレナリンやドーパミンを抑制するためにセロトニンが一気に分泌され、副交感神経優位のリラックス状態に戻る。ゴールを決めたりすると、「やったー!」「嬉しい!」と幸せの感情が押し寄せるのも、セロトニンの影響である。
 要するに本番に強い一流選手はこのリラックスと緊張のりズムをとても上手に入れ替えているのである。


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