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○0500『アスペルガー症候群と学習障害』

『アスペルガー症候群と学習障害』
著者名:榊原洋一 出版社:講談社+α新書 文責 理科 井上嘉名芽

 ■アスペルガー症候群の定義
 知的発達の遅れを伴わず、かつ、自閉症の特徴のうち言語の発達の遅れを伴わないものである。 
 ■学習障害の定義
 基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。

 現在の学校教育では「不登校」という言葉を使っているが、以前は「登校拒否」と表現していた。この変化は、学校に行きたいのだけれども朝出発しようとすると急に身体が動かなくなる子どもがいることが分かってきたからだ。以前の精神医学では説明できない現象であった。いろいろと調べていく内にアスペルガー症候群を紹介したアスペルガーの論文に行き当たった。すでに第二次世界大戦の頃に論文は発表されていたが、世界で広く認知されるようになったのは1990年代になってからである。
 アスペルガー症候群の子どもは、これまでの検診で調べるような運動発達や言葉の発達に大きな遅れはない。言葉の遅れが診断の必須条件である自閉症は、社会性の遅れや物や行為への固執傾向があまりはっきりしていなくても、言葉という誰にでもわかる知能のモジュールの遅れがあるために、周りにいる人はすぐに気がつく。ところがアスペルガー症候群は、心の理論の未成熟や、顔や表情、言葉のニュアンスなどを理解するための対人的知能に問題があり、明らかな運動や言葉の遅れは目立たないので、健診でも気づかれずにきたのだ。しかし、ソーシャルスキルの障害があるために、生きていく社会構造が複雑になるにしたがって、その障害が明らかになるのだ。さらに近年ソーシャルスキルの鍛錬の場所が少なくなり、周りの子供達も昔に比べてソーシャルスキルが下手だから、ますます目立つようになってきたのではないだろうか。

学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

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