ToO Gijuku Topics(東奥義塾)
東奥義塾高等学校 公式ブログ

○0542『面白いほどよく分かる心理学』

『面白いほどよく分かる心理学』
著者名:渋谷昌三(監修) 出版社:日本文芸社 文責 理科 井上嘉名芽

 本書は一般的な心理学における現象を説明している。その中でひとつだけ紹介する。
「引きこもり」とは「6ヶ月以上自宅に引きこもって社会参加しない状態」を指す。これは厚生労働省による定義付けで、19歳以上が過半数を占め、5年以上の引きこもりが50%、数は増加傾向にあると発表している。引きこもりは症候群(複数の症状で構成される病気)で、必ず複数の症状が見られる。
 日本の引きこもり患者は、80万~120万人と言われている。外国でこれほどの人が引きこもる例は報告されておらず、日本特有の現象と言われている。なぜ、日本でこれほど多くの引きこもりが発生するのか。これには日本社会の在りようが原因している。
1.自己表現を許さない学校や家庭環境
 家でも学校でも「良い子」が求められるため、子供は常に「良い子」を演じる。この緊張感が子供にとってのストレスとなる。
2.謙遜の風潮
 自分自身を主張しない日本人の特徴。この中で育ってきた多くの若者に「本当の自分を見せる」恐怖があり、人間関係に緊張を感じている。これがやがて人を避ける傾向につながる。
3.学校との対立を避ける親
 学校で教師と子供のトラブルが発生すると、親は子供に我慢させるケースが多い。子供は親に裏切られたと感じるようになる。
4.喧嘩両成敗の伝統
 古くから日本の伝統で、加害者と被害者の区別をしない。そのために被害者にも問題があるという考えが生まれ、被害者は社会不信に陥る
5.学校の治外法権
 学外ならば罰せられる傷害行為が公然と認められている。体罰教師を教育委員会が保護する。自殺に追い込むほどの虐待をした生徒が罰せられないなど。
6.体罰の伝統
 一部の運動部には「しごき」と証した体罰が根強く残り、子供達が部活で人を殴る習慣を学ぶ。また、「言っても分からないなら体で覚えさせる」といった暴力で服従させる伝統も然り
7.加害者を守る社会
 「チクリは良くない」とばかりに、周囲が加害者を援護し、いじめや体罰の被害者が孤立しがちになる。

学校所在地
036-8124               青森県弘前市石川長者森61-1  東奥義塾高等学校 TEL:0172-92-4111 FAX:0172-92-4116

東奥義塾

Author:東奥義塾

AKB48の渡辺麻友の3rdシングル特典DVDに本校制服が!!

この公式ブログが「あおもりICTコンテスト2010(学校Webサイト部門)」で「最優秀賞」!!

東奥義塾個人情報保護方針→こちら

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

03月 | 2017年04月 | 05月
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -